
World
L'absolute ~世界観~
Story
物語の中の、神様が暮らす世界【天上界】。
そこに暮らす神たちには、一人ひとりが『肩書き』という
その神の特徴をよく表す、名前とは別の二つ名のようなものを持っていた。
印象の良い肩書きを持つ神は多くに受け入れられ、
印象の悪い肩書きを持つ神は嫌われ、蔑まれた。
悪なる肩書きを持った神たちは壮絶な生涯を送る者も少なく無く、
その末路は凄惨を極めるという。
これはそんな神の中の一人、
不幸の神ローデルとその肩書きを巡る物語...
【World 】
天上界の地図と五つの国









【天上界と五つの国】
創始の神により作られた、幾億もの神と聖霊・悪魔が住む世界。
五つの国はそれぞれが助け合いながら運営されており、
大規模な戦争が起こることは殆どない。
しかしそんな穏やかな世界にも、不穏な影が忍び寄りつつある。

【フェーデ神国】
悠久の時を刻むはじまりの地。
創始の神により一番初めに造られた国で、古くから続く習慣や思想が残る。

【リュゼ神国】
火山と砂漠地帯が広がる。
荒れくれ者の集う国。盗賊などの拠点が点在し、
単独での行動はかなり危険な国。

【フリーデン国】
農業が盛んな平和な小国。
肥沃な大地が広がる。離島に監獄島と呼ばれる、
治安維持部隊の牢獄が設けられている。

【グローリア神国】
雪深い地域が広がる大国。
厳格な気質の神が多く集う。物々しい雰囲気の場所が多いが、治安の良さは五国トップ。

【メルカート国】
商業国家。
各地の名産・物資が集まる場所。活気に包まれとても賑やか。集まる神も陽気な者が多い。

【治安維持部隊の拠点】
グローリア神国発祥の治安維持組織。
同盟によりフェーデ神国・フリーデン国とも提携し、治安維持活動を展開している。
【Word 】
L'absoluteの世界にまつわる言葉と解説

【創始の神】
L'absolute世界の支配者にして頂点の神。
世界が無法地帯にならないよう、戒律や『肩書き』というシステムを作って他の神の自由や行動を制限している。
圧倒的な能力と権限を持つため、他の神から崇拝される立場にある。彼の所在・姿を知るものはごく限られている。

【肩書き】
全ての神に例外なく与えられる、その神が司るものを暗示した二つ名。創始の神が自分以外の神をある程度コントロールするために作り出したシステムで、肩書きの通りに行動させる効力を持つ。
良いイメージの肩書きを持つ者は他の神から歓迎されるが、
悪いイメージの肩書きを持つ者は存在を疎まれる傾向にある。

【危険階級】
肩書きに応じて決定される、その神の危険度を表す階級。
階級が高いほど保有する能力も高く、身分や地位も相応のものとなりやすいが、危険と接する機会も多くなる。
階級はLevel.Ⅰ~Ⅶまであり、Ⅶは創始の神のみ。
各階級ごとに社会に与える影響のテーマが異なる。

【術式・属性】
神・聖霊・悪魔が使える【炎・水・氷・風・土・雷・光・闇】の8属性から成る術。
扱う者ごとに得意な属性が決まっていて、不得意な属性に対しては威力が弱まったり、暴発してしまったりする。
生活のためから攻撃手段まで、用途は様々。

【有限の神】
寿命と性別を持つ神。基本的には親となる神から生まれる。
経年で歳をとり容姿も老いていくものの、術式で見た目の老いを止めることは可能。
有限とは言え、人間よりは遥かに長い寿命を持つ。

【無限の神】
寿命と性別を持たない神。ある時気付いたらそこにいた・・・という風に生まれ、容姿も生まれたときの状態から殆ど変化することはない。
名前はもちろん、基本的な知識が備わった状態で生まれる。
ごく稀に有限の神から無限の神の子が生まれることがあり、その場合は赤ん坊の状態で生まれるが、本来あるべき容姿まで成長するとそれ以上容姿に変化が生じなくなる。

【聖霊】
神に仕える存在。
あらゆる分野で主人となる神をサポートする役目を持つ、執事的な立ち位置。
体の一部に動物的な見た目を持つ者が多い。

【悪魔】
神に仕える存在だが、聖霊よりは扱いが悪く、奴隷に近い状態で日々働いている。
姿形は異形のものが大半で、その姿ゆえに主人以外の神や聖霊からは冷遇されがち。憂さ晴らしに人間界へ赴き悪事を働く者が絶えない。

【人間】
人間界で動乱のもと生活する人間たち。
日々つつましく生きる者や、欲望にまみれて生きる者など生き様は多様。
天上界の存在は誰も知らない。

【天上界】
創始の神に作り出された神々、聖霊、悪魔たちが住まう階層。
五つの国が存在し、国ごとにある程度に通った気質の神が集う。
フェーデ神国に天上界と人間界を繋ぐ施設がある。

【人間界】
創始の神が他の神々のために作り出した、暇つぶしのための世界。
幾億もの人間や動物たちが暮らしている。国や地域ごとで差があるが、ある程度進んだ文明が広がる。
神は人間たちを手駒として操作をすることが可能。